教育長・教育委員

教育長・教育委員名

                                    令和4年4月1日現在

教育長: 小林 伸夫 (こばやし のぶお)
任命年月日: 平成30年12月1日
委員(教育長職務代理者): 石井 伸一 (いしい しんいち)
任命年月日: 平成25年4月1日
委員: 須堯 福美 (すぎょう ふくみ)
任命年月日: 平成28年1月29日
委員: 川嶋 一永(かわしま かずなが)
任命年月日: 平成29年7月7日
委員: 左海 尚子(さかい なおこ)
任命年月日: 令和4年4月1日

教育長・教育委員とは

  • 教育長は、常勤で、市長が市議会の同意を得て任命し、任期は3年です。
  • 教育長は、教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表します。
  • 教育委員は、非常勤で、市長が市議会の同意を得て任命し、任期は4年です。
  • 教育委員は、原則4人です。(保護者委員を含む)
  • 教育長職務代理者は、教育長に事故があるとき、または教育長が欠けたときに、教育長の職務を代行します。

教育長・教育委員あいさつ

小林伸夫教育長

 新型コロナウィルス感染症の感染拡大が、世界全体で人々の生命や生活、価値観や行動、さらには経済や文化など社会全体に広範かつ多面的な影響を与えており、まさに予測困難な時代が到来しています。我が国においても、テレワーク、遠隔教育、遠隔診療等ICTを活用したリモート化・デジタル化といった社会の急激な変化が見られます。

 学校教育におきましてもオミクロン株による感染急拡大により多くの学校で学級閉鎖等の臨時休業の実施を強いられる中、感染症対策の更なる徹底や学びの保障が求められています。また、教師には、ICTを活用しながら、個別最適な学び、協働的な学びを実現し、多様な他者と共に問題の発見や解決に挑む資質・能力を育成することが求められています。

 さらに、新型コロナウィルス感染症の感染拡大は、「誰一人取り残さない」というSDGs(持続可能な開発目標)の考え方の重要性を改めて認識する機会となりました。

 八千代市は「未来を拓き、豊かに生きる人間を育む」ことを教育目標として掲げ、現代的・社会的な課題に対してグローバルな視野に立ち、自らの課題を見出し、課題解決に向けて行動できる、持続可能な社会の創り手の育成に取り組んでおります。今後、社会がどのように変化しようとも教育の本質は変わりません。教育の転換期である今こそ、広い視野に立ち、多様で寛容な包括社会の構築に向け、社会総がかりで子どもたちを育成することが求められています。

 そこで、本市の学校教育の重点目標に「ESD(持続可能な開発のための教育)の推進」を掲げました。その実現に向け「子どもたちのよさや可能性を引き出し伸ばす教育」を実践し、「教育を核とした持続可能な地域社会の構築」に努める必要があります。そして、教育環境の充実がよりよい社会を創るという理念、持続可能な社会の創り手を育てるという理念を具現化していくことが重要です。

 そのために子どもたちの活躍の場として「子どもサミット」を充実させるとともに、各学校においても子どもたちが活躍する場面を積極的に取り入れていきます。

 また、SDGsの達成に向けたESD(持続可能な開発のための教育)を各学校の特色を活かして推進していきます。全小学校及び義務教育学校前期では外国語活動や外国語科の充実を図り、グローバル社会を生き抜く力の育成をめざしており、さらに、特別の教育課程編成を行い、1・2年生では「言語活動科」を特設し、コミュニケーション力を育成します。各教科を外国語で学ぶイマージョン学習を実施し、多様な学びの実現を目指す取組も工夫していきます。

 本市が目指す教育の実現のためには、時代の変化に応じた高い資質能力を身に付け、学び続け成長し続ける教職員の存在が不可欠です。「八千代の教育の財産」は、前向きでひたむきに努力する教職員です。教職員の資質能力向上を図るために、研修をより一層充実させます。そして、ユネスコスクールへの加盟促進を図るとともに、「教師の日」を推奨し、教職員としての誇りをもつ日とします。 

 さらに、学校と教育委員会が一体となって教職員の働き方改革を実践していきます。また、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、生涯学習におきましても大きな影響が生じておりますが、我が国が迎えようとしている「人生100年時代」を豊かに生きるための、誰もが生涯にわたって、あらゆる機会や場所で学習することができ、その成果を適切に生かすことができる「いつでも、どこでも、だれでも」学べる社会の実現が重要です。

 本市におきましては、「第3期八千代市生涯学習推進計画」のなかで、「一人ひとりが学びを深め、互いに成果を生かし合い共に生きるまち八千代」を基本理念とし、誰もが身近な場所で、学習活動に取り組める機会や情報提供の充実、施設整備など学習支援体制の充実を図るとともに学びを通した市民相互の交流活動や得られた知識を地域社会に活かすことができる生涯学習を推進します。このことは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」につながるものです。

 さらに、市民の自主的な文化芸術活動への支援を実施し、文化芸術団体やグループ及びその活動を支える人材の育成と活動機会の提供に努めます。

 また、貴重な文化財を次代に継承していくために、郷土の歴史や文化に対する市民の理解と認識を深めるとともに、文化財の調査・研究に努め、その保護と活用を図ります。

 スポーツ推進に関しては、「第2期八千代市スポーツ推進計画」に基づき、市民のスポーツ・レクリエーションに関する自発的な活動やスポーツ協会をはじめ各種スポーツ団体、地域スポーツクラブの活動の支援に努めるほか、指導者の育成やボランティアの確保を図ります。また、誰もが使いやすいスポーツ施設にするため、施設の充実に努めます。

 そして、青少年自らが自己目的を実現するために積極的に社会参加し、自立した人間として必要な判断力、実行力及び豊かな感性を身につけられるよう、家庭、学校、関係機関及び地域住民との連携を図りながら、青少年健全育成施策を計画的・総合的に推進します。 また、誰もが使いやすいスポーツ施設にするため、施設の充実に努めます。

 八千代市教育委員会は、学校、家庭、地域、団体及び関係機関と連携を図りながら、学校教育・生涯学習に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

石井伸一委員

 本市では、「ESD(持続可能な開発のための教育)の推進」、「子どもたちのよさや可能性を引き出し伸ばす教育」、「教育を核とした持続可能な地域社会の構築」を重点目標として、各種事業に取り組んでいます。グローバル化の進展が激しい国際社会においては、これらの達成に向けた取り組みが非常に重要だと感じております。これからも、教育長をはじめ、ほかの委員と共に、市民の目線を大切にしながら、目標達成に向け、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。皆さんのご支援、ご協力をお願いいたします。

須堯福美委員

 私は、永年、八千代市で教員をしておりましたが、再び、教育委員という大役を仰せつかりました。当初、私にやりとげられるのかという不安もございましたが、今は、他の教育委員や教育委員会の事務局の方々、そして、保護者や地域の皆様が八千代の教育を盛り立ててくれていることを目の当たりにして心強く思い、一緒に国家のまた地域の宝と言われる子どもたちの教育や生涯学習のために微力を尽くせることを大変嬉しく思っています。 教育の課題は多方面にわたっておりますが、様々な方々の意見に丁寧に耳を傾けながら、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

川嶋一永委員

 行政に携わっていたことや様々な地域行事に係わってきたことの経験を生かし、八千代市の宝でもあります子どもたちがすくすくと素直に伸びていけるよう、また、夢と希望を与えられるよう、教育長やほかの委員の皆さんと協力しながら活動していきたいと考えております。皆さん、ご協力、よろしくお願いいたします。

左海尚子委員

 私は現在,子どもを小学校から大学に通わせております。PTA活動を通して,様々な意見を聞く機会がある中で,学校と家庭や地域のつながりを大切にしながら子どもたちの更なる成長のために努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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