南高津小は鉄筋4階建ての建物ですが、校内にひとつだけ鉄筋ではない部屋があります。
それが「ランチルーム」です。
とおーい昔の木造校舎から鉄筋の校舎へと変わり建物は立派になりましたが、鉄骨の建物らしく「無表情で固い」雰囲気の校舎でした。
たまたまいいタイミングで、八千代市教育委員会から「教室改装」の話が持ち上がりました。
平成2年のことです。
学校側では山小屋風、ログハウス式のランチルームの案を教育委員会に提案しました。
案は通り、早速ログハウスのランチルームができあがりました。
しかし、その時点では校舎側窓のアルミサッシがそのままむき出しになっていました。
そこで、当時の先生方は端材(材料として使い終わった板のはしっこのこと)を利用して、アルミサッシの上を貼っていきました。
ランチルームの入口看板は、花梨の木を磨いて彫り、アームは鉄材をたたいて曲げてランチルームの看板にしました(トップページの写真がそれですね!)。
山小屋の感じを出すために、中の装飾はいろいろな方々に声をかけて集め回りました。
こうやってできあがった部屋がランチルームです。今ではランチルームを交代で使って、給食を食べています。
それにしても下の道具類、徹底してますよね。
教室自体もすごいのですが、これを見ちゃうと当時の先生方は「がんばったんだなぁ」と思ってしまいます。