「訓練,訓練,大きな地震が発生しました。頭を守って机の下にもぐりなさい。」全校放送での指示を受け,全児童机の下にもぐっています。その後,防災頭巾をかぶって外に避難をしました。

1枚に収まりきらなかったので,前から見た左側と右側の子ども達の集合した様子です。1,000名以上の移動でしたが,事前指導も行き届き,しっかり避難できました。しかし,全員が外にそろうまでの時間は10分かかっています。再度職員で反省を出し合い,有事に備えていきます。

担任は児童数を学年主任に報告します。そして,学年主任が教頭に報告します。本来登校している児童数と合わなかった場合(不明者がいた場合)に,探す先生方です。職員の訓練でもあります。

本日は学校評議員会もあり,評議員の方々に校内の様子を見ていただき,学校の様子をお伝えしました。その中で,避難訓練の話題にもなりました。校内だけでなく,万が一登下校中に大きな地震が起こったら,子ども達はどう自分を守ることができるのか,学校でも指導をしていかなければならない課題であると再認識しました。3.11,私は1000人規模の学校で6年生の担任でした。卒業式の練習の最中でした。全児童が校庭に避難し,泣き叫ぶ子ども達,交通がすべてとまって勤務先から2時間3時間かけて歩いて子どもを迎えにくる保護者,最後の引き渡しが夜の11時だったと記憶しております。わが子は下校中であったため,道中であった見知らぬおじさんに「頭を守って伏せなさい!」と言われたと話していたことを鮮明に覚えています。

「訓練は有事のように,有事は訓練のように」という意識で臨みます。

 

本日の給食です。パンがしっとりしていて美味しいです。(私が子どもの頃はパサパサしていた記憶が…。)もちろんおかずも美味しかったです。