冬晴れの空の下,第2回目のリレー大会が行われました。ここまで朝,業間,昼休み,体育の時間と,練習を重ねてきた子どもたち。クラスが一つになってバトンをつなぎゴールを目指しました。どのクラスにもここまでに歩みがあり,表に出ないこともたくさんあったと思います。また,大会本番,練習通りに行かなく,悔しい思いをした子どももいたと思います。それでも,子どもたちのそばでいつも練習を見ていた担任は,順位に関わらず,または自分のクラスに関わらず,子どもたちの輝く姿を胸に刻んでいたと思います。式典を担っていた学年代表の子どもたちも,とても立派でした。話す内容も,素直で思いがこもっている素晴らしいものばかりでした。参観してくださった保護者さんは,走る選手への声援はもちろんですが,式典担当の子どもたち,そして閉会式でお話をくれた各学年の先生方にまで温かい拍手をくださったこと,とても嬉しく思っています。

今,次年度に向けての計画立案が進行中ですが,本大会についても意見が分かれています。1回は別の種目がいいのでは?2回目があるからリベンジできる!など,全く別の評価となっています。ただし,決まった以上はベストを尽くす。行事を通して子どもたちをクラスを一歩でも二歩でも前進させたい。このことに関しては,本校の職員の気持ちのまとまりに,ただただ感心させられます。昨夜からブルーシートを走路に張り,霜を少しでも緩和させようとしていました。早朝から多くの職員がグラウンドを整備し,準備を進めてくれていました。そしてたくさんの保護者さんの声援を受けながら,子どもたちは精一杯,リレー大会を楽しんだと思っています。いつしか苦手なことから目を背ける日が来る。これは仕方ないです。ただ,少しでもその日を先送りしたい。苦手なことでも楽しめるしなやかな強さをもってほしい。そのようなことを願っています。

子どもたちの真剣な姿,一生懸命な応援…。さあ,給食の時間だ!