全校潮干狩り

歴史は古く、昭和55年に始まっている。
バス3台に、全校児童と教職員、PTAの役員さんが分乗していく。

毎年1学期に行われるのだが、教職員はほとんど参加しなければ手が足りないので
出張のない日、そして潮のひく時間がうまくあう日など、
日程を決めるのにもひと苦労。・・・だそうだ。

どのバスにも必ず6年生が乗り、往復の車内レクを担当してくれる。
レクの内容はクイズやジャンケン、風船回しなどのゲームで下級生が飽きることなく楽しく進めてくれる。
6年生のこんなようすを1年生から見ている子どもたちには「6年生になったら、自分たちがレクをやるんだ」という気持ちが自然に身につき、レク係は受け継がれているようだ。

潮干狩りは縦割りの「けやきグループ」で行われるが、1年生はなかなか要領がつかめずにいる。
それでも2年生になるとそんな1年生の面倒をみるようにまでなる。
6年生ともなるとグループを率いて場所を移動しながら、班旗を貝の多そうな所に立て、下級生の面倒をみながら貝をとるのだから、6年間の成長とは素晴らしいものである。
他校なら、そんなリーダーも6年生のうちの一部となるところだが、阿蘇小学校での8グル-プの縦割りといえば、6年生は全員がリーダー的存在なのだ。

最近はたくさんの貝をとって・・・とはいかなくなったが、小さな網に、はちきれんばかりに貝を入れ自慢気に見せにくる子どもたちの笑顔は印象的である。

阿蘇地区では、この日の夕食と翌日の朝食は、あさりのみそ汁と決まっている!?
兄弟が多い家庭は、さらにあさり料理が続くのである。

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