旅館は,奥日光の湯ノ湖のほとりです。朝,青空が見えていたかと思うと,チラチラと白いものが舞い始めました。何と雪です。奥日光でもこの時期には珍しいとのことでした。気温はなんと3℃です。
雪が舞う紅葉の景色もまた印象的でした。こうした決して千葉では見られない自然体験も子どもたちの思い出に刻まれたことでしょう。
2日目,最初は華厳の滝見学です。すっかり天気も回復し,迫力のある滝を見ることができました。
虹がかかっている華厳の滝です。子どもたちは,この迫力と美しさにしばし見とれていました。
どうしても撮ってほしいとお願いされた2枚の写真です。タイトルは,左『滝に打たれる修行僧』右『滝の水を飲む巨人』とのことです。ご要望に応え,全世界へ発信です。
東洋バス運転手の清川さんです。第1いろは坂(下り)での素晴らしいドライビングです。どう考えても切り返しなしでで曲がれる角度とは思えないのですが・・・。曲がりきると子どもたちから拍手が沸き起こりました。
最後の活動は,伝統工芸「日光彫」体験です。江戸時代,日光東照宮の建設時に全国から集まった宮大工や彫物大工,漆工などが余暇を利用して作り始めたのが起源とされています。 ひっかき刀という独特の彫刻刀を用いるのが特徴です。あらかじめ決めておいたデザインをカーボン紙で写して丁寧に彫っていきます。
日光彫の先生に「ひっかき刀」の使い方を教えていただきました。板の向きをこまめに変えながら,少しずつ丁寧に彫っていきます。世界に一つの自分で作った作品ができました。
最後の昼食は,有名な「神橋」を見下ろせるレストランでカレーライスをいただきました。お土産選びは,思いのほか時間がかかりました。渡す人の喜ぶ顔を想像しながら,真剣に選んでいました。
説明会をはじめ、コロナ禍でのイレギュラーな対応でしたが、保護者の方のご協力により,6年生全員が参加し,みんな元気で楽しい二日間をすごすことができました。本当にありがとうございました。