コロナ禍で,実施が心配された6年生の日光修学旅行でしたが,緊急事態宣言も解除となり,予定通り先週の金・土曜日に予定通り実施できました。東洋バスのピカピカ最新式観光バス(新車)で出発です。ラッキーでしたね。

東照宮では,事前に調べたポイントをもとにガイドさんに説明していただきながら見学しました。207段の階段を登って見た「徳川家康の墓」,湿度が高くしっかりと声が聞こえた「鳴き竜」などじっくり体験できましたね。

残念ながら雨天のためハイキングは中止となりましが,代わりに行った「足尾銅山観光」では,400年の歴史を誇り,かつて“日本一の鉱都”と呼ばれ大いに栄えた足尾銅山の歴史を,トロッコ列車に乗ったり,昔のお金を実際に触ったりしながら学べました。また,ハイキングのゴール地点として予定していた「湯滝」はバスで寄りました。

奥日光の紅葉と日光三名瀑の一つ「湯滝」の迫力をご覧ください。

さて,子どもたちが一番楽しみにしていた旅館に到着です。奥日光は紅葉が美しかったです。旅館は本校貸し切りで,ゆったりと源泉かけ流しの温泉にもつかれました。消灯までの間,部屋で楽しく過ごしました。消灯時刻以降の様子は,子どもたちに直接お聞きください。

硫黄泉の源泉です。初めて硫黄の温泉ガスを嗅いだ子は,びっくりしていました。地球の息吹を肌で感じましたね。

さて,タイトルの「なぜ男子は修学旅行で木刀を買うのか」です。うすうす予想してはいましたが,やはり土産屋に入った途端,数人の男子が木刀売り場に集まりました。値段を見てみると1,800~2,600円くらいします。3,000円のお小遣いで買うにはそれ相応の覚悟がいります。そもそも福島県会津若松市の木製品メーカーが,白虎隊の木刀が売れたことを機に全国のお土産屋に営業に回ったことが由来のようですが,某大学の観光心理学の教授によると,「旅行中は、このようにいつもと異なる行動をとってしまう傾向がある」とのこと。非日常的な解放感で気分が高揚し,冷静さを失わせ,突飛な買い物を誘発するのだそうです。何となくわからなくもないような気もしますが。
ちなみに私の実家には,小学校の修学旅行で私が買った,ビシッと「日光山」と彫られた木刀が物置の隅に今でもあります(-_-;)。なぜ買ったかと聞かれれば・・・確かになぜ買ったのかは思い出せません・・・。

お楽しみな夕食のシーンです。おかわりをして食べ過ぎて少し具合が悪くなった子もいました。これも観光心理でしょうか・・・。