今日の早朝,6年生は修学旅行で日光へ旅立ちました。新型コロナにより実施が心配されましたが,予定通り出発できてほっとしました。明日帰校の予定です。来週の阿蘇小ニュースで詳しくお伝えしますね。
さて,私たちは言葉によって物事を認識し,言葉によって考えを深め,言葉によって表現し,他者とのコミュニケーションも言葉によってなされています。本校では,言葉が大切な役割をもつ国語科を中心に研究を行っていますが,様々な教科でもそのことを生かしています。今週行われた授業からです。
1年1組では,先週行われた校外学習の作文を推敲する時間でした。書いて終わりではなく,原稿用紙の使い方,句読点の使い方,したことや見たことと思ったことの違いなど,もう一度自分が書いた文章を先生から教わったポイントにそって読み返していました。
表記の仕方は正しいか,自分の想いが伝わるか,考えながらゆっくり読んでいます。真剣に読み返す姿は,まさに言葉を大切にしている姿ですね。
5年生の自分で意見文書く単元の学習です。「根拠や理由が明確」な意見文を書くために,まずは,教科書の教材文から学びます。筆者の立場をしっかり正しく理解し,それに対する自分の立場も意識しながら学習を進めていきます。
筆者の立場を読み取り,理解するために,段落やキーワードに着目して丁寧に教材文を読んでいました。言葉を大切にしながら読むことは,相手の気持ちや考えを大切にし,尊重することにつながりますね。
教科は変わって,3年2組の算数での一場面です。「重さの計算の仕方」につて学習していました。先生が提示した考えが正しいかどうかを議論していました。ペアになって考えを伝え合っています。国語科を中心とした言葉を大切にする学習の中で培われた力がまさに試される活動ですね。
議論は白熱していました。どのような言葉をどのようにつなげて,どのような順番で話せば相手に考えが伝わるのか,説得できるかを考えながら,言葉を選び,アイコンタクトや身振り手振りも交えて話しています。