2時間目,3年1組は書写の時間でした。道具の準備も含め,毛筆の学習にずいぶん慣れてきました。電子黒板でデジタル教科書を提示してめあてを確認し,丁寧に取り組んでいました。

デジタル教科書には,紙の教科書にはないコンテンツがたくさん収録されています。これは指導者用ですが,数年後には児童用のデジタル教科書がタブレットに導入される見込みです。

動画で確認した「力を抜く部分」や「筆のまとまりに気をつける部分」に気をつけながら書けましたね。

 

3時間目,3年2組では,栄養士の吉田先生をお迎えして食育の授業です。今日のめあては,「食べ物のはたらきを知ろう」です。紙芝居からのスタートで,子どもたちは興味をもって学習に取り組みました。

給食の献立表や給食委員会のお昼の放送の予備知識もあり,子どもたちは友だちと協力しながら次々に課題に挑戦していました。

振り返りの場面では,今日学んだことがしっかり身についたことを確認できました。ぜひご家庭でも学習の成果を聞いてあげてください。

 

同じ時間,5年生が家庭科でミシン縫いの学習をしていました。さて,家庭科ではどのような学習をするかご存じですか。もちろん調理と裁縫だけではありません。衣食住だけでなく,「家族や家庭」「消費」「環境」も含めて,日常生活に必要な知識や技能を身に付けることが大きな目標の一つです。当然ですが,社会が変化するにつれて家庭科の内容も変わってきています。

教科書があるご家庭は,ぜひ今の家庭科の教科書を見てください。かつての内容ではないはずです。生活に関わる知識は自立には不可欠です。家庭科はそういう意味で、自分の生活に照らし合わせて学問の意義を実感する希少な教科と言えるのではないでしょうか。
今日の3年生の食育や5年生の家庭科でもわかるように,子どもたちは,学校で「生活をよりよくしよう」ということを実践的,体験的な活動を通して学んでいます。