この時期,どの学年でも図工で絵画に取り組んでいます。まさに「芸術の秋」ですね。そもそも図工は,「表現及び鑑賞の活動を通して,造形的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の中の形や色などと豊かに関わる資質・能力を育成すること」が大きな目標です。子どもが内面を言語以外の手段で表現することで感性や想像力が育ち,子ども自身がそれに気づくことができるのは図工ならではですね。

当然のことながら単に物を作ったり描いたりする時間ではありません。表現したいことを表現するための知識や技能,創造的に構想したり発想したりする力を培う教科であり,絵でいえば,「どのような想いで描いたのか」「その想いを表現するためにどのような工夫をしたのか」ということが一番大切になってきます。今日,1年2組では,生活科での虫とりの経験を生かしてカマキリの絵を描いていました。カマキリの表情や周りの様子から,一人一人の想いが伝わってきます。

想いを表現するためには,画材の特性や色彩についての知識,描画や着色の技能などが必要です。担任の先生の丁寧な指導の下,学んだことを生かして,何とか自分の想いを表現しようとするエネルギーをこの動画から感じませんか。

 

2年2組では,ICT支援員の先生をお招きし,緊急時のタブレットPCの家庭利用を想定して,活用の基礎「Microsft Teams」を学びました。子どもたちは,タブレットを使った新しい学習が大好きです。みんなの目がキラキラ輝いていました。

テキストでの先生とのやりとりを体験しました。タイピングの壁はありますが,それでも子どもは教え合いながら先生の問いに次々返信していきます。たくましいですね。

コントロールする担任の先生も大変です。様々なことに気を配りながら,管理者としての操作を真剣に学んでいました。ICT支援員の先生の助けを得ながら,着実にタブレットでの学び方が本校でも広がってきています。

ビデオ会議で,先生や友だちの顔が画面に初めて出た時は大きな歓声が上がりました。みんな同じ教室にいるのでなんだか不思議な感じでした。突然休校等になった場合,このように短い時間でも,家で先生や友だちの顔を見てやりとりできると子どもたちは少し安心できるでしょうね。