正門脇のイチョウの樹です。秋を迎えあたりにはたくさんの実が落ちています。 イチョウは「活きた化石」といわれるほど大昔から存在する樹で,「雄の木」と「雌の木」がありますが、実であるギンナンがなるのは「雌の木」だけで,実は黄色いサクランボのような形をしています。何とも言えぬ匂いを発しており,この時期は子どももあまり近づきません。一説には,イチョウがギンナンから悪臭を発するのは,根こそぎ食べ尽くされないようにするためともいわれています。

 

秋の日の登校後,1年生は教室で朝の支度を済ませるとすぐに虫カゴをもって外へとび出してきました。どうやら1年生にも虫ブームの到来のようです。ショウリョウバッタ,トノサマバッタ,オンブバッタ,コオロギ,カナヘビ,トカゲなどを捕まえては,友だち同士で見せ合っていました。

どの子も,自分で捕まえた虫が一番です。自分の虫の数,大きさや元気の良さ,色合いなど我先にと私の教えてくれました。

 

3年2組では,国語で昨日の学習の続きをしていました。物語文の登場人物の気持ちの変化について,サークル対話で意見を交流していました。「自分の想いをしっかり相手に伝える」「相手の話をしっかり聴いて理解する」ことはコミュニケーションの基本でもあります。

話し手の伝えたいことが上手くつかめない時に,子どもたちなりに質問をしながら、話を理解しようとしている様子を見て,大きな成長を感じました。

 

5年生の国語では,物語文の学習を終え,ライブラリーナビの作成をしていました。ライブラリーナビ(LibraryNAVI)とは,もともと図書館利用者をナビゲートするための手のひらサイズのじゃばら折りのリーフレットのことです。学習した物語についてのライブラリーナビを作ることで,ただ単に読むだけではなく,ポイントを考え,まとめて,他人と共有する(伝え合う)中で,同じ本を読んでも他人と感じることが違うということを実感できるなど,子どもたちにとって大きな意味のある活動になっていました。

折っても見える見出しを考えたり,各ページの面積から内容や順番を考えたり,イラストを効果的に入れたり・・・。それぞれの作品が読み手を意識した工夫とともに個性に溢れていました。