朝晩は特に涼しくなり,過ごしやすい季節となりました。市内の小学校は10月8日(金)で前期が終了,折り返し地点となります。学校では,前期終了の節目にあたり,これまで学習したことの復習に各学級取り組んでいました。

1年生も,4月からの学習の積み重ねにより,たくさんのことができるようになりました。来月8日の通知表配付の際は,ぜひがんばりをほめてあげてください。

1年1組では,図工の「くしゃくしゃしたらだいへんしん」で工作に取り組んでいました。平面の色薄紙をくしゃくしゃにして,丸めたり,ねじったり,広げたり,包んだりすることで,立体的な表現ができることを見付け,いろいろな形をつくる題材です。偶然に見つけた形から作品を決める子,材料の特性を生かして何度でも作り変えるする子など,試行錯誤しながら夢中で取り組んでいました。

色薄紙の感触を味わいながら,いろいろな操作を試すことを通して、自分の表したいことを見付けていました。

さて,1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。学校でも「オリンピック・パラリンピックから学ぼう」ということで各学年で取り組んでいます。3年1組の体育では,パラリンピックの種目でもある視覚障がいのある選手がプレーする「ゴールボール」を体験しながら学んでいます。

アイマスクをして,袋に入ったボールの音や相手の足音,仲間の掛け声などを頼りにボールの出所を読み、体全体を使ってゴールを守ります。審判やタイマーなども自分たちで分担して楽しんでいました。子どもたちは,「パラスポーツは障がいのあるなしに関わらず誰でも楽しめるもの」ということを実感していることでしょう。

オリンピック・パラリンピック開催については,様々な意見がありました。6年生の教室前には,国語の学習した意見文が掲示してあります。テーマは,「オリンピックはどうするのか?」です。テーマに対する自分の意見はもちろん,理由や根拠,反対意見への反論などが述べられています。大人でも説得力のある文を書くのが難しいテーマですが,子どもたちなりに自分の立場をはっきりさせて書かれています。