秋は,屋外の学習にも適した季節です。昨日,4年生が理科の学習で,「雨水のゆくえ」について調べていました。いろいろな場所の土を採取して,ろ過の様子を観察していました。水のしみ込み方は、土の粒の大きさによって違いがあることがはっきりわかったようです。

さて,今日は5年生の稲刈りの日です。この稲刈りは大切です。収穫したお米は阿蘇小の給食で自分たちがいただくからです。他の学年からは「がんばってきてね」と声を掛けられながらの出発です。5月に植えた苗が,立派に育っていて驚きました。

もちろん子どもたちは初めての体験です。稲刈りの先生である小名木PTA会長さんの説明をしっかり聞いて,いよいよ自分たちで刈ってみます。はじめはぎこちない手つきでしたが,あっという間に要領をつかんで,てきぱきと作業を進めていました。また,田植えの時同様,多くの保護者の方にご協力いただきました。お忙しい中,本当にありがとうございました。

飼った稲は,学校に持ち帰り,この後しっかり乾燥させます。これまで日本の農業(米作り)について学んできた5年生にとって,貴重な体験となりました。自分たちが収穫したものを自分たちでいただく活動を通して,「持続可能な農業の促進」というSDGsの視点からも考えていきたいですね。

また,今日は八千代市の広報広聴課の職員の方が取材に来られました。今日の稲刈りの様子は,『広報やちよ』10/1号に掲載予定だそうです。楽しみですね。