昨日の下校時,校門の近くにきれいなアゲハチョウがいて,バスを待つ子どもたちの視線を集めていました。ところが調べてみてびっくり,アゲハチョウではなくて,「アカボシゴマダラ」という蝶でした。もともと、日本では奄美大島でのみ生息していたそうですが,関東で発生している種は,ほとんどが中国産で,特定外来種に指定されています。見かけだけではなかなかわからないものですね。
さて,今日は阿蘇小学校での最後の水泳指導(1・2年生)が行われました。このプールができたのは昭和50年(1975年)。45年もの間,子どもたちの水泳学習を支えてくれました。今日の水泳学習は,プールへの感謝の言葉で締めくくりました。
そうです。来年の4月からは,この阿蘇地区に八千代市初の義務教育学校が開校します。今,阿蘇小学校に通っている子どもたちは1年生から6年生まで全員がこの義務教育学校(今の阿蘇中学校)に通うことになります。今日は,会議で阿蘇中学校に行きました。
来週から本格的に改修工事が始まる阿蘇中学校。工事で無くなってしまう教室の黒板に,有志の生徒の黒板アートがありました。さすがは中学生。どれも想いが伝わってくる作品です。
一際目を引いたのは,上の作品です。3年生7名で制作した作品名「LAST PIECE」。場所は変わらないにせよ,阿蘇中学校ではなくなります。気持ちはこのセリフのとおり「長い間,お世話になりました」なのですね。
改修はこれからですが,向こうが見えないくらいの長い廊下,信じられないくらい広い校庭,きれいで大きな体育館。今まで以上のたくさんの友だちや中学生のおにいさんおねえさんと思いっきり勉強したり,運動したりできますね。
平成27年の阿蘇小校舎耐震工事期間中は阿蘇小の全校児童が,中学校で過していました。一緒に遊んでくれたり,たくさんお世話をしてくれたりした中学生。その時の様子が校舎にパネルで飾られていました。当時いらした先生のお話では,小学校の工事が終わってのお別れ会は,みんな涙を流して別れを惜しんでいたとのこと。中学校の先生方や生徒のみなさんは小学生が来年来ることを楽しみに待っていてくれています。