今日は,朝から曇り空,昼前には雷も鳴っていて,昼休みには土砂降りの雨。5・6時間目の3・4年生の水泳学習を誰もがあきらめかけたその時。なんということでしょう。突然雨が上がり,日差しがこぼれました。

予定通り水泳学習を楽しむ子どもたち。恐るべし,4年生のてるてる坊主パワー。

さて,子どもたちは,学校での学習や生活の中で,たくさんの新しい言葉と出会います。今日は,1学期最後の読み聞かせの日(1年生)でした。今日は絵本の読み聞かせに加え,「うー」しか話せないウサギのウーちゃんとの会話やスケッチブックシアターも披露していただきました。はじめは何を言っているかわからないウーちゃんの動きや「うー」の言い方から必死にウーちゃんの話している言葉を当てようとする子どもたちの真剣なまなざしに驚きでした。絵本の読み聞かせは,自然に学力の土台となる語彙力が鍛えられると言われています。何だか今日は,自然に出る子どもたちのつぶやきからそのことを実感しました。下の動画はスケッチブックシアターの一コマです。

 

語彙力を増やす力の一つが「絵の力」です。イギリスには「a picture is worth a thousand words(一枚の絵は1000の言葉に値する)」ということわざがあります。つまり,1枚の絵は,その情景についての1000回分の説明に相当するというものです。タイミングは人それぞれだそうですが,絵と言葉が一致したとき、1,000回分の学びとなるとのこと。そして,今まで知らなかった言葉の意味が,一瞬で心に深く刻まれるのだそうです。それが,絵本の絵そのものが「言葉の宝庫」と言われる理由です。

「文字」「声」だけでない「絵」が持つ力,下の絵から感じませんか。