お手紙でお知らせしましたが,昨年度に引き続き,昨日,ロックアイスで有名な八千代にある「小久保製氷冷蔵株式会社」様より市内の全小中学校に『ロックアイスマイボトル』が寄贈されました。ボトルサイズの砕かれた氷で,水筒に入れていただきました。それほど暑い日ではありませんでしたが,子どもたちは喜んでいました。ありがとうございました。

昨日は5年生,今日は6年生で家庭科の授業が行われていました。家庭科は「児童の生活をよりよくしようと工夫する資質・能力を育成する」ことが目標です。生活を豊かにするための布を用いた製作を行う前に基本的な技能を確認していました。下の画像の上段は昨日の5年生,下段は今日の6年生です。「衣服の着用と手入れ」「布を用いた製作」については,快適で豊かな生活を行うために2年間を通して学びます。

5年生では,総合的な学習「お米プロジェクト」の発表会が,子どもたちの進行で行われていました。子どもたちは,調べたことをもとに自分の考えをプレゼンテーションソフトを活用して発表していました。とてもしっかり編集されていて,効果的な「見せ方」も工夫してあります。デジタルネイティブと言われている子どもたちにとっては,タブレットはもはや文房具感覚のようです。学習ツールはすべてデジタルに置き換わるのでしょうか。

タブレットを活用して,調べたり発表資料を作っている子がいるかと思えば,隣の子は,タブレットを脇に置いて,紙のノートやワークシートを使って,調べてわかったことをまとめたり,発表原稿を推敲したりしていました。紙のノートは,ページを素早くひらけたり,付箋を活用して学習内容を整理したりすることができるメリット。タブレットには多様なコンテンツを集約していたり,容易に試行錯誤できたりするメリットがあるといわれています。

近年は,さまざまな研究結果から紙媒体とデジタル媒体では、脳の動きや学習効果に違いがあることも少しずつわかってきているようです。健康面での課題も話題にもぼっています。今後の技術の進歩にもよりますが,現段階では,「紙学習」も「タブレット学習」もそれぞれに良さがあるので,両者を上手に使い分け,併用することが,学習効率を高めるポイントになることは間違いないようです。