今日は朝から本降りの雨です。朝早く,窓の外から声が聞こえてきます。「わー咲いてる」「えーまだ咲いていない」。そう,土砂降りの雨の中,教室に入る前に1年生の子どもたちが,まず自分のアサガオを見に来ていたのです。

子どもたちは,毎日の水やりをしたり,まっすぐ伸びないつるを支柱に添えてあげたり,まるで我が子のように成長を見守る姿からは,自分のアサガオへの深い愛着を感じます。アサガオは毎日休まずに世話を続けていると、多くの気付きがあり、自分の成長にも自然と気付ける植物だとしみじみ感じました。生活科ではこの「気付き」がとても大切となります。夏休み中は,家庭に持ち帰っての観察となります。保護者の皆様のご協力,よろしくお願いします。

さて,平成30年度から道徳の時間が,「特別の教科 道徳」(道徳科)に変わりました。「読み物資料の心情理解に終始する授業」や「望ましいと思われることや決まりきったことを言わせたり,書かせたりする授業」から「考え,議論する授業」への大きな転換です。3の2では,チームに分かれ「サークル対話」で授業が行われていました。

今日の問いは,『人数が多い方が正しいってどうして言えるんだろう』です。なかなか深いテーマですね。経験したことをもとに対話が進んでいました。新しい道徳では,答えが一つではない課題を自分自身の問題として捉え,それに向き合いながら考えることで,行動・実践できる資質・能力を育んでいきます。