小学校の学習指導要領では,「児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得するための学習活動」を実施することが明示されています。今日は,1年生が初めて学校のタブレットに触れました。起動して,自分の名前からログインする方法やアプリの立ち上げ方を覚えた後,タッチペンでの画面操作に慣れるためにパズルに挑戦しました。

下の画像の上段3枚は今日の4年生の授業です。百科事典アプリの使い方を学んでいました。下段の3枚は5年生,先週,国語の学習で「町じまん」のプレゼンのためにタブレットで調べ学習をしていました。さて,全国の小中学校で導入されるタブレットPCには,必ずキーボードが付いています。なぜでしょう。(八千代市は取り外し可能です。)

それは,学習の基盤となる操作として,小学校でタイピングでの文字入力の習得が求められているからです。平成25年度の全国調査で小学5年生の平均が「1分間に5.9文字」。実用レベルには程遠く,使用言語は異なりますが,世界的にも大変劣っているとのこと。最近,タイピングができない学生や社員の増加が問題にもなっています。学校では,ローマ字の学習とともに文字入力を学習しますが,ご家庭でも機会があればキーボードに触れさせてあげてください。