今日は雨ふりです。週明けの月曜日ですが,子どもたちはしっかり気持ちを切り替えて学習に集中していました。
1年生の算数の授業です。ずいぶん難しくなってきましたが,先生の問いに一斉に手が挙がるなど,やる気がみなぎっていました。
現在八千代市の公立小中学校には,約3人に1台のタブレット端末が整備されており,9月までには追加整備され1人1台端末の運用が開始されます。今日,3年1組では,学級活動時間に1人1台タブレットを使っていました。さて,1人1台になると何が変わるのでしょうか。
- 先生から一斉に子どもたちのタブレットに課題が配信されます。授業の目的を重視し,効率的に進めることができます。
- 自分の考えを入力します。書き直しなどの修正が簡単で,自由に試行錯誤できます。
- クラス全員の考えが即時に自分のタブレットに表示されます。これはノートでは難しいですね。
- 提出したデータは消去しない限り保存されます。先生の評価や次の授業でいつでもデータを呼び出せます。
- 同じグループの友だちと協働で作業をすすめられます。
- 送られてきた友だちのカードを使い,自分のカードをつなげたりしながら,考えを深めていきます。
- カードの並べ替えや削除なども,直感的な操作で簡単に行えるので,伝え方を考えることに集中できます。
- 教室のディスプレイに一覧表示されるので,先生は比較しながら授業を進められます。
思っていた以上に子どもたちが使い方をマスターしていて驚きました。デジタルかアナログかの二者択一ではなく,それぞれの長所を生かした活用方法を考えていきたいものです。
さて,先週の金曜日は5年生で教育実習の先生のまとめの授業が行われました。大学の先生もおみえになり,少し緊張気味でしたが,子どもたちにとって,とてもわかりやすい授業を展開してくれました。