1時間目,1年生は1組も2組も国語の授業でした。『お手がみ』というお話の学習です。登場するがまくんとかえるくんが,それぞれどこでどんなことをしたのかをこれまで丁寧に読みとってきました。挿絵やペープサートを見たり使ったりしながら登場人物の気持ちに寄り添っていきます。
文章や挿絵などから読みとったことから,登場人物の立場になって考えていました。玄関の前に座るがまくんとかえるくん。子どもたちはお話の世界にすっかり入り込んで想像しながら書いています。
5年生の算数の授業。『表を使って考えよう』で,ともなって変わる数について,表に書いて変わり方のきまりを見つける授業です。子どもたちはグループになって,そのきまりについて話し合っていました。
2人の間の道のりに着目してきまりについて説明しています。この後,式できまりを表す意見も出てくるなど,それぞれの考えを出し合いながら課題に臨んでいました。
3年1組の算数の授業です。□を使ったたし算ひき算について,□にいろいろな数をあてはめたり,図にかいて考えたりして□にあてはまる数を見つけます。
「1袋の数」+「ばらの数」=「全部の数」といった言葉の式を使いながら,自分の考えをまとめていました。絵や図を使って,自分にも友だちにもわかるように丁寧にノートにまとめていますね。
さて,今日は朝方の冷たい風もしばらくすると止み,けやきタイムにはすっかり暖かくなりました。子どもたちは校庭に出て,思い思いに遊んでいました。外遊びは「子どもの積極性を伸ばす」といわれます。家での遊びと比較すると,外遊びは自由度が高いため,子ども自身が積極的に考えて動かなければならない場面が多くあります。子どもは,どの友だちとどうあそぼうか,自然の中でどう遊ぼうか,遊具を使ってどう遊ぼうかなどと考えて自分で動き出すため,積極性が高まるのです。
誰が考えたのか,どういう遊びなのかわかりませんが,土の斜面をみんなで転げまわって遊んでいました。とても盛り上がっていましたが,洋服は土まみれです。走ったり,飛び跳ねたたり,しゃがんだり,転がったり,引っ張り合ったりしながらいろいろな体の動きも体験しますね。
自由な外遊びの様子を見ていると,他の学年の遊び方を見て刺激を受けたり,遊具を見て自然と遊びたくなったりもする子も多く見られます。友だちの真似をしたり,一緒に遊んだりするケースもあります。たくさんの刺激を受けて,自分で積極的に考えて動く力も伸びていくのだろうなとしみじみ感じました。